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はじまり

子ども食堂の始まりは2012年です。東京都大田区にある八百屋の店主が、店の一角を子ども食堂として始めました。

始めた理由は、ご飯を十分に食べられない子どもたちがいることを知り、皆が十分にご飯を食べられるような環境を作りたいという思いがきっかけです。
当初は食の偏りをなくすため、栄養バランスの取れた食事を提供することが目的でした。

その後、子ども食堂は、地域住民中心に広がりをみせ、子どもを見守ったり、地域の振興行事として扱われ始めます。

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現状

現在ではSNSの普及もあり、地域住民だけでなく、全国のボランティアや学生が協力できる仕組みが

できました。
子ども食堂は、2012年以降広がりを見せ、全国で7,363箇所、京都府では198箇所(※2022年時点)

にまで増加しています。

​どんな人が利用できる?

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こども食堂は、子どもはもちろん大人が利用しても問題ありません。経済的に困っているかどうかも関係なく利用できます。

大人が食事をしてお金を払うことで、そこで得た利益を子どもの食事を用意する費用に当てることができ、支援に繋がるからです。多くの人が利用することで、本当に困っている人が気軽にこども食堂を利用しやすくなる、という効果も期待されています。

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子ども食堂は毎日開催しているわけではなく、月数回の開催です。そのため、日々の経済的な支援という点では、効果は限定的です。ただ貧困は、お金の問題だけではありません。
さまざまな格差を理由に友達ができない、つながりがない、孤立しているなど「心の貧困」も子どもにとって大きな課題とされています。子ども食堂は、「心の貧困」対策としての役割も担っています。

子ども食堂は、子どもを自由に遊ばせながら親もゆっくりできる「寛ぎの時間」になっており、子育て支援の側面も持ち合わせています。共働きやひとり親世帯の場合、保育園や学童のお迎えは遅くなりがち。お母さん同士でゆっくり交流する時間はなかなか持てません。
そんな日々の育児の中では、親同士での交流やつながりをつくるのは難しいですよね。

つながりが希薄になると、子育てに不安やストレスを感じ、親子関係に影響してしまうこともあるでしょう。
子ども食堂は、親同士のつながりや交流の場として、お母さんたちにとっての子育て支援の場にもなっているのです。

効果

子育て支援

貧困対策

孤食対策

こども食堂は、子どもはもちろん大人が利用しても問題ありません。経済的に困っているかどうかも関係なく利用できます。

大人が食事をしてお金を払うことで、そこで得た利益を子どもの食事を用意する費用に当てることができ、支援に繋がるからです。多くの人が利用することで、本当に困っている人が気軽にこども食堂を利用しやすくなる、という効果も期待されています。

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